作品を遺すということについての若干乱暴な考察6
形であるということと、形が外から(誰から)どう見えるかということは、イコールではない。
という問題をやはり避けては通れない。
それはまた、表現するということはどのようなことか、伝えるということとはどういうことか、という話とも繋がる。
ただそこに在るという、何やら哲学的な味わいの”表現”で自分は長い間充足し続けて来たような気がするが、それでいいのかどうか怪しい気が薄っすらと、発見しづらい膜のように底の方に形成されては消えた。
〈仮〉