fukakaのなにぬねのな

説明し難いと思っていたことが少し把握できたような気がしたら、とりあえず記事を書き積んで置きできればどうにかする場所の一端です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

生まれることと死ぬこと

生まれることは創造に例えられ、創造は生むことに例えられる。 死ぬことは消滅であり、忘却されることである。 生きるということを極論するとそのふたつについて考えざるを得ないというのが通常であろう。 だがそのふたつしかないと考えるのは妥当であろうか…

意味や重さで測れない価値はあるのか

意味や重さで測れない価値はあるのか。 一つのとっかかりとして構造という概念が浮かんだ。 価値が当てはめられる構造としては事物のヒエラルキーが考えられる。 ヒエラルキーは順序付けられた価値の体系であり、上位概念、下位概念の相互関係を基本とする。…

技術とは何か

技術とは何かの目的や価値観に奉仕する行為の性質であると思われるが、通常は巧みであること、上手であることを指すことが多い。 今回は技術とは何かを考えることによって技術を高める方法論を少しでも開拓しようという技術的なブログである。 まず、技術と…

認め合うということ

‪認め合うということは、同質性の確認ではなく異質なものの発見と学びだと常日頃考えているのだが、同じだと思っていたものが違った時や違うと思っていたものに同じものが含まれていた時の方がその認識が深いのではと感じることがある。 ただ問題は、その際…

考える人

考えるということを自分から取り去ったら、何が残るのだろう? というくらい、自分にとって考えることは自己の存在にとって重要であるのだが、他人にとってはもしかしてそうではないのかもしれない。 知識を蓄積して再構成することが根幹にある人間もいるで…

本当に大事なこと

これはごく個人的な話になるはずのトピックだが、本当に大事なこととは、一番真剣に考えなければならないこととは、なんだろうか。 世論をぶった切り数々の物騒な事象を産み続けるあれらの巨大案件か。 それとも今日の夕飯のネタをどこで買うかか。 うっすら…

わからないということ

わからないというその一言を求めてネットサーフィンをしたが、どこにも見当たらない。 本当は闇より暗く黒いものを、グレーゾーンに放り込むことで我々は生きている(定型文)。 グレーゾーンに光を当てればもうそこはグレーではない。 だから私は言おう、た…

リアリズムとロマン主義についての覚書

理想主義の対義語はなんだろうか?現実主義? 直訳するとリアリズムになるのかもしれないがおそらくそれは文学史上の専門用語であって理想主義の対義語ではないだろう。 見た目綺麗事の並んでいるように見える上っ面な世界観を見下すものとしての現実主義。 …

コンテンツと眼差しについて

価値観とは視点である。 価値観とは眼差しである。 というテーゼを置いてもここなら異論はないと思う(あるだろうか?)。 しかし今回の内容は少し先を行く。 今、コンテンツというワードを見ない日はない。 皆がこぞって注目を集めそうな面白おかしいコンテ…