fukakaのなにぬねのな

説明し難いと思っていたことが少し把握できたような気がしたら、とりあえず記事を書き積んで置きできればどうにかする場所の一端です。

問題についての覚書

問題を解決しようとするのが科学であり、

その問題が解決すべきであるかどうか、解決の仕方の是非を問うのが倫理であり、

解決の方法や在り方の当否を問う新たな問いを創出するのが哲学である。

 

私が最初に気になったのは、ある問題に対して答えを出し解決しようとする姿勢と、その方法を俯瞰的に見る哲学的な視点と、問題の解決という目的に照らしてどちらがより有意義であるのかという点であった。

新たな俯瞰的視点によって新規な方法論が創出され、従来の方法とは別の効果を生み出すことができれば、それは有意義であろう。

しかし哲学の目的が問題の解決にあるかどうか、私にはわからない。

問題の解決自体の是非を問う倫理はどうかというと、倫理は善や生を肯定するという価値観によって立っている。

 

方法やそれによって導き出された答えの不完全さを理由にその方法のみならず問題の存在自体まで否定する立場もあろう。
この場合、より完全な方法や問題を選択するという行為と志向が目的となると思われる。

 

問題を巡るこれらの立場の違いは一見堂々巡りのようにも見える。

より精緻な議論を展開する能力が自分にあれば、もっと整理してなにか新たな視点を提出できるのだろうか。

例えば、有意とはなにか。あるいはその逆。(関連性や因果関係にかかわること?)

例えば、問題とはなにか。問題にかかわる問題とは。問うという営み自体を否定しないまま俯瞰することは可能か。(人間にかかわること?)

例えば、数とはなにか。図形とはなにか。(認識にかかわること?)

 

とりあえずはググることとする。(完)

 

補足

問題から発するという立場とは全く別の在り方、或いは切り取り方や発展の仕方も考えられる。

例えば技術について。